Q  お悩み相談


休憩中、スタッフと他愛ない会話をしていたはずが、相手が急に怒って席を立ってしまいました。
うまい相槌や聞き上手になる方法があれば知りたいです。
 

 A  回答

 
聞き上手になるにはポイントがいくつかあります。休憩中の会話を再現しながら、相手が本当に伝えたかった内容を探ってみましょう。
 

NG会話の例

相手「昨日、○○海岸に行ってきたんだ」
自分「でも昨日は天気悪かったよね。なんでわざわざ?」
相手「天気は関係ないよ。車で行ったから」
自分「うーん、天気の悪い日の海はどうかなぁ・・・」
相手「そんなことないよ。海を見ながら話すのも良いものでしょ?」
自分「まぁ、今は○○海岸よりも△△の方が・・・」
相手「もういい!」
 
結局、相手が休日に海へ出かけたことしか引き出せていませんね。話には必ず「相手が話したいこと」が存在します。「聞く」ではなく「傾聴」することでそれが明らかになるはずです。
 

【傾聴とは】

 先入観を持たず、相手の言うことを素直に受け取ること
 心を傾け、興味を持って熱心に聞くこと
 相手の真意を汲み取るべく、注意深く聞くこと
 
 
傾聴は、会話を弾ませる最初のポイントです。
 
相手の言葉に耳を傾けることができたら次は「反射」で相手の言葉をさりげなくオウム返ししてみましょう。「ちゃんと聞いているよ」という安心感を与える効果があります。
 
そして次のステップでは「質問」を投げかけます。ここで相手が省略した不明点や曖昧になっていた部分を補いましょう。確かな情報にするために「事実に関する質問」や「感情に関する質問」を適度に挟んでください。
 
最後に「要約」をする。「私はあなたの話をこう受け取りましたよ」と自分の言葉で伝えます。相手の真意が分かれば完璧です。
 
以上のポイントをつかみ、同じ会話をしてみると・・・
 

OK会話の例

相手「昨日、○○海岸に行ってきたんだ」
自分「○○海岸へ?天気は大丈夫だった?」
相手「天気は関係ないよ。車だったから」
自分「へぇ~、車で行ったんだ」
相手「海を見ながら話すのも良いものだね」
自分「楽しんできたんだね!ところで○○海岸へは誰と行ったの?」
相手「実は最近、付き合い始めた人がいて・・・」
 
 
今回の会話の真意は、休日のお出かけではなく「お付き合いする人ができたこと」をあなたに報告したかったのです。
 
このように、せっかくの嬉しい報告を台無しにしてしまわないよう、相手の言葉に耳と心を傾けて会話を楽しんでいきましょう!